by 晩婚のアパ子
結婚って周りに急かされたりしてするようなものじゃないですよね。
私も結婚前は腫れ物に触るような扱いをされて、晩婚はネガティブな印象の根強さを感じていました。
でもね、結果からいうと私の場合は「晩婚でよかった~」ってしみじみ感じているんですね。
晩婚にはメリットが多いし、幸せポイントも豊富なので紹介していきますね。
- 晩婚のメリット&幸せポイントが知りたい
- 晩婚のデメリットも知りたい
晩婚が何歳からか定義がない
晩婚とよく聞きますが、実は何歳から晩婚という定義はないんです!
晩婚とは?
晩婚
【読み方:ばんこん、分類:結婚】
晩婚は、通常(世間一般)の結婚年齢よりも遅く結婚することをいいます。これは、明確な定義は特になく、世間的には、平均初婚年齢と比べて、かなり遅い場合をイメージすることが多く、男性ですと40代以降、女性ですと30代後半以降の結婚を指す場合が多いようです。
x-Memoryより引用
初婚平均年齢は?
厚生労働省が行った平成27年の初婚平均年齢は
- 男性 30.7 歳
- 女性 29.0 歳
(参考:厚生労働省平成28年度人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況より)
世間一般が思う晩婚はいつから?
30、35、40歳(以上)という5歳刻みのキリのいい年齢に多くの回答が集中している。この3つで区切ってみてみると、30~34歳(から)を選択した人は計21.9%ということで、世間全体で女性の“晩婚”の年齢と捉えられるのは、35歳以上といえそうだ。
ニュースサイトしらべぇより引用
- 1位 35歳 39.1%
- 2位 40歳 28.5%
- 3位 30歳 14.8%
3位に30歳が入っていて驚きました。
1位の35歳はまだまだ女盛り、働き盛りで晩婚というのには早い気もしますが、世間一般的には晩婚は35歳からという認識の方が多いようです。
晩婚にネガティブな印象がある理由
晩婚、未婚にネガティブな印象をもつ人がいますがなぜでしょうか?
個人の憶測で下記のような印象をもっているからではないかと考えられます。
- 落ち着いていない
- 責任能力がない
- 性格に問題がある
- 結婚相手を選り好んでいる
価値観や考え方も多様化している中で「結婚よりも仕事や趣味を優先する人が増えた」「ひとりの時間を楽しむ人が増えた」ことも影響していると思います。
今までの結婚に対する固定概念と現代社会を生きる人たちとのギャップが生まれて、それが理解されないままだから晩婚にネガティブな印象を持つ人がいるのだと思っています。
晩婚のメリットは?アラサーで結婚して良かった5つの幸せポイント
晩婚で良かった!晩婚のメリットはこれだ!ということを紹介していきます。
やりたいことを全部やれた
やりたいことはフットワーク軽く行動し、時間を自由に使えました。
結婚するとある程度家庭内ルールで自由度は減ります。
もしも早婚していたらやり残したような気持になってストレスをため込むか、何かにつけてタラレバを言って愚痴体質になってたと思います。
私の場合結婚前に自由にできてよかったことは
- 行動面では急な海外旅行
- 金銭面では趣味に大金を叩く
時間とお金に自由のきく独身のうちに誰にも気を使わず心底楽しめました。
キャリアを積めた
独身時代にキャリアを積めました。
仕事に打ち込む期間が取れたからこそ大きな糧を得られました。
独身時代に失敗も成功も叶えたい目標に向かってただただ突っ走る、30代の自分へ繋がるキャリアが積めました。
私にとって体力のある20代に仕事の基盤ができたので必要な期間でした。
相手を見る目が養われた
晩婚だと必然的に人と出会う機会が多くなり、いろんな人と接した分冷静に判断できます。
しかしさすがに20代後半頃は結婚に焦りが出てました。
当時付き合っている彼氏を反面では違うなと思ってるのに「この人が運命の人だ」と自分自身に暗示をかけているのが分かりました。
いろんな人と出会って「幸せな生活がイメージできる人」に巡り合えて結婚ができたので、ゾッとした経験も必要なことだったと思っています。
精神的に自立している
晩婚だとお互いが精神的に大人なのでお互いを理解するための「話し合い」に。
同じ家で生活を共にする訳なので些細なことでも指摘しすぎず、ここぞというピンポイントで落ち着いて伝える気遣いができます。
ケンカは場合によっていならい夫婦の摩擦だったりするので無駄な消耗のない暮らしができているんじゃないかと思っています。
金銭的に安定している
若い時は収入が低い人が大半だと思いますが、晩婚になると大体の人が若い時よりも収入が多くなっている場合が多いと思います。
お金の余裕は心の余裕に繋がるんですよね。
投資などお金を増やす知識は一切ないですが、それなりに地に足のついた金銭感覚があると思っています。
晩婚にはデメリットだってある
晩婚には晩婚なりのデメリットもあります。
結婚してから思ったことは「子供と住宅ローンはお早めに」でした。
これは結婚前には思ってもみなかったことでした。
詳しく紹介していきますね。
不妊治療・高齢出産
不妊治療や高齢出産は子供が欲しい夫婦には厳しい現実です。
妊娠・出産は早ければ早いほど良いと聞くので妊娠を希望している夫婦には耳の痛い話です。
もしも不妊治療となると金銭的にも精神的にも負担が多くのしかかり、女性は痛い思いをして治療をしなければなりません。
私は高齢出産で出産する病院を探していると「初産の高齢出産手数料15,000円」をとる病院もあり、それだけリスクがあるということを実感しました。
授かりものなので一概に言えませんが金銭的、精神的、肉体的に負担が多くのしかかる可能性があります。
住宅ローン
住宅購入を考えている夫婦には鬼の長期ローンが待っています。
主人は46歳で35年ローンを組めましたが、おそらく年齢が理由で(銀行は落ちた理由を教えてくれない)審査を落とされた銀行もありました。
高齢なほどローンの借入ができる銀行の選択肢が狭くなります。
実は晩婚にはメリットが多い!幸せと安心感は年の功
晩婚のメリットは日々の暮らしに直接的に関わることが多く、安心感のある生活が送れる幸せポイントがたくさんあります。
- やりたいことを全部やれた
- キャリアを積めた
- 相手を見る目が養われた
- 精神的に自立している
- 金銭的に安定している
晩婚のデメリットは誰しもが当てはまることではありませんが、子供と住宅ローンは早いことに越したことないと思いました。
晩婚は幸せと安心感のある結婚生活が送れるひとつの人生設計としてもっと理解してもらえる風潮になることを願っています。