ダイエット目的でキックボクシングジムを選ぶ際に「通いやすい」を一番の理由にする人が多いようです。
初めてのキックボクシングのジム選びだと何を基準にしたらいいのか分からないですよね。
続けられるかにも関わってくることなので、選び方や注意点を知ってからジムを検討したり見学に行った方が今後のためになります。
通う目的によって重要視ポイントも変わってきますが、この記事では初心者・女性向けのキックボクシングジムの選び方と注意点を紹介します。
キックボクシングジムに通う目的によって選び方が違う
キックボクシングはキックも使えるボクシングです。
格闘技でありスポーツでもあるキックボクシングは通う目的によってジムの選び方が全く変わってきます。
ダイエット目的でキックボクシングを始める人も多く、ボクササイズという言葉も生まれたくらいです。
あなたの通う目的に合わせてジムを厳選して行きましょう。
通う目的は下記で紹介する3タイプくらいに分かれると思います。
プロ格闘家を目指す
プロ格闘家を目指している人が通うジムもあります。
そのようなジムはプロ用のトレーニングメニューが別枠であり、かなりハードな内容になっています。
プロ格闘家を育成しているジムはトレーニングメニューや設備、所属している選手、出稽古など練習環境が整っています。
スポーツとして楽しむ
スポーツ、競技として楽しみたい人が通うジムもあります。
そのようなジムは学生やサラリーマン、男性の会員が多く在籍するジムです。
熱心な会員さんだとアマチュアの試合を目指す人もますよ!
また子供向けのクラスがあるジムもあり礼儀や礼節も教えてくれます。
私が通っていたジムはアットホームで下は小学3年生~上は60代までの会員が同じクラスを受けて楽しんでいました。
ダイエットのために通う
ここ数年で急増しているのがダイエット目的で通う人です。
そのようなジムはダイエット目的の女性会員さんが多く、バランスよくシェイプアップできるレッスン内容が組まれています。
女性をメインとしていますが、初心者でも取り組みやすいように工夫されています。
初めてのキックボクシングジムの選び方・注意点【チェックすべき10のポイント】
キックボクシングのジム選びを間違えてしまうと本当は長く続けられたものも続かない原因になってしまいます。
全てを満たすのは難しいのであなたの譲れないポイントを決めておくといいです。
長く続けられるようにジム選びのチェックポイントを押さえておきましょう。
ジムが通いやすい場所にあるか
いくら気に入ったジムでも行きにくい場所にあると足が遠きます。
家や職場から近いジムが通いやすくていいですよ。
日常の同線の中にある範囲にあるジムが続けやすいです。
入会費・月会費
キックボクシングジムは入会して会員になり月会費を払うかたちになります。
週1回コースから通う頻度によって料金が変わります。
私の場合は週1コースから始めて後からいつ行ってもいいコースに変更したり、仕事が忙しい時期は減らしたり都合によってコース変更をしていました。
入会金は大体1~2万円くらい、月会費は大体1~3万円くらいが相場です。
渋谷に限定した記事ですが、ジム会費の値段、相場を詳しく比較調査した記事も書いています。
営業時間とレッスンの時間
ジムはそれぞれ営業時間が異なり、朝から夜まで長く営業しているところもあれば夕方から夜までやっているところもあります。
自分が通いたいと思う曜日と時間帯にジムが営業しているか確認しましょう。
また約1時間単位で行われているクラスが初心者向け、ダイエット向けなど内容も様々なので行きたいクラスの日に通えるか見てください。
設備環境が整っているか
体験レッスンではあまり気にならないことかもれしれませんが、気持ちよくジムに通うには設備は重要なことです。
私が通っていたジムは女性用のミッドがボロボロで中に入っているスポンジが飛び出る程にへたっていました。(しばらくして新調されました)
これはケガにも繋がることなので設備の確認もしておきましょう。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
サンドバッグ・ミッド・防具 | ボロボロすぎないか |
シャワー・更衣室 | 掃除がされているか |
鏡 | 鏡が一面にあるか(自分の姿を見ながら練習した方がいい) |
レンタル用品 | レンタルできるものと値段を確認する |
ジムの広さ
人気のクラス、トレーナーの時間だと会員さんが殺到し人数とジムの広さが合ってないこともあります。
ジムのスタッフに一時的なものなのか会話の中で自然と聞き出せるといいですね。
クラスで大人数でシャドーするときミドルキックが人にぶつかって思い切りできない場合もあるので注視しましょう。
ジムのスタイルと習いたいことは合っているか
ダイエット目的の人がプロ志望のジムに行っては大変なので、ホームページなどを見て確認しましょう。
ジムのスタイル | 内容 |
---|---|
ダイエット | 音楽に合わせて左右バランスよく動くボクササイズがある |
ムエタイ | 首相撲、肘打ちの技術が学べる |
K-1 | ムエタイスタイルではない技術が学べる いわゆるキックボクシング |
最近では音楽に合わせたボクササイズスタジオが人気があり、スタジオでは個人的なミット打ちはやってくれないところが多いようです。
ボクササイズもミット打ちも両方楽しみたい場合はどちらもやっているジムを選んだ方がいいです。
トレーナーの実績
トレーナーにどんな実績があるかチェックしましょう。
プロ選手、指導実績、パーソナルトレーナー、他の格闘技経験などがあると基礎を正しく教えてもらえるので上達の近道になります。
初心者が始めやすい指導方法になっているか
キックボクシング初心者でも続けられるか心配になりますよね。
やり始めが肝心なので初心者から教えてくれるクラスがあるか、ダイエット・シェイプアップ向けのクラスがあるか確認しましょう。
フリーで個人指導してもらえるか
大人数で練習するクラス中に個人指導は難しいです。
パーソナルトレーニングになるとトレーナーの時間をしっかり押さえるので料金が発生してしまうので避けたいですよね。
クラス中に分からないことやできないことだらけなのでクラス外で個人指導してもらえるか確認しましょう。
自主練習中にフリーで個人指導してもらえると細かいアドバイスがもらえます。
ジムの雰囲気に合いそうか
キックボクシングのジムに通う際は通いやすさや会費など実質的なことも大切ですが、ジムの雰囲気も大切な要素です。
ジムによっては
- 男性が多く寡黙に取り組む感じ
- 女性が和気あいあいと筋トレをする感じ
- 子供たちが無邪気に駆け回って心が和む感じ
などジムによって雰囲気は様々です。
体験レッスンや電話対応から様子を見てみるといいと思います。
キックボクシングの体験レッスンに行ってチェックしよう!
体験レッスンで純粋に楽しむだけでも十分ですが、入会してから後悔しないようにジムをよく見ておきましょう。
全てを満たすジムはなかなかないと思うのであなたの譲れないポイントを絞っておくといいです。
ジムの選び方・注意点のおさらいです。
- ジムが通いやすい場所にあるか
- 入会費・月会費
- 営業時間とレッスンの時間
- 設備環境が整っているか
・サンドバッグ・ミッド・防具
・シャワー・更衣室
・鏡
・レンタル用品 - ジムの広さ
- ジムのスタイルと習いたいことは合っているか
- トレーナーの実績
- 初心者が始めやすい指導方法になっているか
- フリーで個人指導してもらえるか
- ジムの雰囲気に合いそうか
選び方や注意点を頭に入れて体験レッスンに行けば、初めてのキックボクシングが楽しい上に実りのある体験になります。
選び方を間違えてしまうと長く続けられたものも続かなかったりしてせっかくのあなたの行動が無駄になってしまうのでよく考えましょうね。
ダイエット効果、ストレス発散、エンターテイメント性があって人気の「暗闇ボクシング」も要チェックです!
ジムの選び方と注意点を把握したところで